レディははたしてガムを噛むのか? [送り手の計画]

(2005年10月31日JR京浜東北線車内にて筆者撮影)
キシリトールガムに「ロゼミント味」の追加である。で、「レディにはロゼを」とのこと。レディとは淑女。
淑女が今日本に居るのかどうか知らないが、もし居たならば「ガムは噛まない」ように思うのですが・・・。こうした違和感も「狙った違和感」なのでしょうか・・・。
ハローウィン [文化(文化の差異)]
近隣の数百軒の家の中の20軒ほどが、(それ以前からのことは知らないが)数年前から割と大規模に「ハローウィン」の催しを行ってくれる。事前に10歳児までくらいの子どもを持つ親は会費を払う。その20軒ほどは、当日お菓子を山のように買い揃えて子供の来訪を待つ。
そのなまはげの逆のような催しが、今年の場合は土曜が昨日だったから昨日。
18時半くらいから仮装をした子ども達が三々五々親も一緒にあちこちから現れる。
不思議な平成の一夜。
つまり昭和には「ハローウィン」なんてなかったですね。
この会社とも思われない表現 [経営リスク]

(2005年10月JR京浜東北線車内にて筆者撮影)
「ブーツの中でも、素足みたいな気持ち良さ」とある。蒸れなくする何かかな、と思ってよく見れば、ただの消臭。
言っていることが論理的とは思えない。ニオイがなくなれば蒸れていてもなぜ「素足みたいな」と言い得るのかが分からないからだ。
法的にも、これで「足サラサラ」というのはミス・リーディング(誤導)として景品表示法上の問題が生じると思われるのですが。
ブーツをよく履くであろう、またこの商品のターゲットであろう女性に伺います。おかしくないですか?
なぜ我々は「引っ掛かる」のか(2)横綱出勤 [広告表現(クリエイティブ)]

(2005年10月27日自宅テレビ画面から筆者撮影)
仲間さんのモーニングショット。どういう訳か上司が西川きよし前参議院議員から朝青龍に変わっている。他の社員は働いているのに、遅れてご出勤。で仲間さんが注意「そんな横綱出勤で部下が着いて来ると思ってるんですか!」。一喝されて「手形」を書類に押す「お仕事」をするというCM。
で、解釈。
①仲間さんが『ごくせん』で強そうな悪役を一喝し負かすのを知っている人は、より面白いと思えるはず。
②朝青龍が稽古嫌いでしょっちゅうモンゴルに帰ったりしていて批判されていることを知っている人は(同上)。
③かつて「重役出勤」ということが言われていたことを知っている人は(同上)。
④管理職の仕事が「捺印」「押印」し決済、承認することとしっていて、横綱のそれが「手形」となることを知っている人は(同上)。
逆に言えば①~④に当てはまればより「面白い」だろうし、当てはまらない人には「何だか分からない」ことになる。
さてモーニングショットのターゲットが、①は知ってても、②~④を知らない場合には、この演出の意味が分らず、「面白くなく」、結果「引っ掛からない」。
その場合には、したがって、表現の狙いは不発となるだろう。
なぜ我々は「引っ掛かる」のか(1)居酒屋クーポン・・・ [広告表現(クリエイティブ)]

(2005年10月27日自宅テレビ画面から筆者撮影)
リクルートの『ホットペッパー』の新しいバージョンのCM。音楽室に飾られていたようなバッハ、ハイドン、モーツアルト時代のカツラ風髪形の歌手が、手書きの楽譜を持って「居酒屋クーポン・・・」で始まる歌を歌おうとするが、どういう訳か非常に緊張していて(楽譜を持つ手が震えている)、か細い声でおずおずと下手くそに歌いだすと、伴奏のピアノの人に「あ、まだイントロですから」と言われてしまう。その含羞の顔がこれ。
面白い。思わず見てしまう。また見ても見続けるだろう。
で、何がそんなに面白いのだろうかを考えてみた。
①クラッシック音楽のプロっぽい声楽家の格好だから歌が上手いと思ったら下手。
②歌を人前で歌ってあがってしまって声が上ずったり歌い出しを間違えることは多くの人にあること。
③ヨーロッパ17,18世紀の音楽家の格好で「演歌のような節回しの」歌、「居酒屋クーポン」。
④今までの『ホットペッパー』CM路線、アフレコ(口あわせ)のお約束の面白さ。
⑤プロっぽい声楽家が下手なことを自分で素人のように恥ずかしそうにすること。
⑥歌い出しがわからないことで、実は譜面が読めないことがバレたばつの悪さ。
⑦自信に溢れているべきこうした配役の西洋人が自信なく自分を恥じて(日本人的に)笑う身近さ。
⑧こんな歌苦手なんだよなぁといった感情もこの人にはありえる。
他にもまだあるかもしれない。
そこには様々な「違和感」が設計されていて、いっぺんには見る人には言語化、自覚できないにせよ、様々な「引っ掛かり」が埋め込まれているのだ、という解釈が可能である。
複数の回路がある際、その内の1つ2つが自覚でき、残りは何だか分らないが「納得がいく」。そんな解釈の回路配線図が「上手い」と思われた。
悪徳訪問販売への対処 [経営リスク]

(雑誌『いきいき』2005年11月号から筆者撮影)
社会的な不祥事は経営、マーケティングの恥。ただ恥知らずも存在するのが社会的現実。
雑誌『いきいき』は高齢者向け直販雑誌(TB参照)。
まさに高齢者を狙ったリフォーム、消火器、寝具、金融商品、宗教まがい、その他あらゆる悪徳訪問販売に警鐘を鳴らす。その記事の「まとめ」がこれ。
地域の消費生活センターは、国民生活センターで教えてくれる。
国民生活センターは電話03-3446-0999(平日10~12時、13~16時)。
「考える、悩む」「誰かに相談する、専門の窓口にも相談する」必要があるのはこの件に限ったことではない。
誰かに騙されないように、と考えなければならない嫌な時代ではあるが、これもまた社会的現実。
このCMの演出をどう見るか [このBlogとBlogの書き手]

(2005年10月25日自宅テレビ画面から筆者撮影)
2004年(1-12月)のビデオリサーチ調べの「テレビ広告出稿量」データによれば、少なくとも関東地区と関西地区で番組・スポットCM合計秒数のダントツトップが日本直販。関東では二位のマクドナルドの2.2倍となっている(ただしどういう訳かアリコ・ジャパン、アメリカンホームダイレクトなどは企業合計ではなく商品銘柄別の集計となっていて、関西では二位は「アメリカンホームダイレクト これからだ」。日本直販はこの商品の2.5倍のダントツ)。
全ての地域データは計測、公表はされていないけれども、このCM量は関東、関西に限ったことではないと思われる。
で、具体的には2台で一万円のアイロンの通信販売(テレビ・ショッピング)CMの1シーンがこれ。背広やズボンもハンガーに掛けたまま「見る見るうちに」シワがきれいに取れて行く。
しかし冷静に考えれば、ある条件を満たした繊維(おそらく水分保持力の大きい素材)でなおかつ細い糸で織られている薄手の衣服で、比較的細かなシワならば、たしかにこのようにスチームを当てる程度できれいになるかもしれないが、そうではない場合も多いだろう。おそらく何十、何百もの衣類を細心の注意に基づくライティングの下で撮影して、「最もシワがきれいに取れて行く」モノがCMとされたに違いはないだろう。
広告主企業にはもちろん「営業の自由」がある。
しかし「代表性の誤認」と呼ばれる法的な問題もここには大きい。なぜならば「必ずしも多くの衣服がテレビCM通りにはシワが取れない」可能性がある。または、テレビCMに映されたモノが多くの事例の「代表的」事例である保証がない。しかしながら、受け手が誤認する可能性が高いからだ。
一見「実証的」な実演CMも広告の受け手の理解力が試されている。
映像は広告に限らず、演出が不可避である。何を、どのように、フレームと時間に収めるかは映像の作り手の隠された判断が不可避である。そうしたこと全てを否定すれば、広告自体が実施不可能ともなる。
このような様々なことを視野に入れて「広告とどう接するか」、また「広告はいかにあるべきか」、「何が許され、何が問題か」を問うことはまさに「広告を学ぶこと」の重要な課題領域である。
上戸さんも絶好調 [広告表現(クリエイティブ)]

(2005年10月26日自宅テレビ画面から筆者撮影)
自動車教習所で「やり直し」を言い渡されて、しょげるどころか「また練習できる」とばかり嬉しいお顔(パンダ着ぐるみで)。明るく前向き、けなげで良いですね。着ぐるみの大丈夫な若い女性は「芸風」が広いのでしょう。

(同上)
こちらはお顔が隠れてしまっているが、キッコーマン。このポジションはかつての(あの木梨婦人、ナウシカで一世を風靡した)安田成美さんのポジションだから、今の上戸さんのステイタスも分ろうと言うもの。「お嫁さんにしたい若手女優」といった評価がこの老舗広告主からあったのでしょう。
他にもTBのようにオロナミンC、またNHKの『義経』にもご登場。元気で素直、パワーもある、時代劇でも学園モノでも、どんな役柄でも大丈夫、といった評価なのでしょうか。
得なキャラクター、透明なキャラクター、でも個性的。
他にもあまたご活躍の女優さんは多いが、上戸さんは上戸さんで今絶好調の方のお一人とお見受け。「旬のタレント」という言い方もあるようで。
これで良いですか?そうですか?そうですか。 [消費者洞察]

(2005年10月24日東京都世田谷区にて筆者撮影)
クリーニング店の店頭のポスター。この同じ女の子がしばらく前から起用され使い続けられている。個人的意見とは思いながらも、私はこうした広告表現が基本的には大嫌いだ。
その理由は、まず「かわいい幼稚園児くらいの女の子を出しておけば『親しみやすい』感じがして店先に都合良い」といった実は何も考えていない送り手側の決定が嫌。次に、現在のクリーニング依頼者の悩みや不安を捉えていない無為無策もそれに連なって感じられるのが嫌。せっかく「クリーニング師」という国家資格取得者が構成する団体であるクリーニング組合なのに専門性が感じられない。環境配慮(廃液処理など)、新しい繊維・染色知識、消費者対応などの知識のある資格なのにまったくそれが生きていない。
つまり印刷費を掛けながら「行うべきコミュニケーション課題」把握、計画立案がいい加減で「機会損失」をしてしまっていることに腹立たしいのである。効果逸失と言っても良い。こうした無駄をする鈍感な広告の送り方に私は怒りを持つのだ。
とはいえ、私の理の勝った意見はともかくも、業界の方々が「これで良い」「お客さんも様々だから」「客商売だから」と判断したならこれで良いのでしょうか?
そうですか?
そうですか。
半ばそう思いながらも、まだ半ば以上納得しがたい私なのですが・・・。
尋ね人・指名手配も「送り手の意図」「受け手の認知変化」 [広告]

(2005年10月24日阪急南方駅にて筆者撮影)
こうした真剣な「尋ね人」「指名手配」も何とか探したいという切なる「送り手の意図」からのコミュニケーションである。しばし立ち止まって、自分と同じ世代の人の顔を見つめて、この人の身の上に何があったのか、どういう訳で家族から連絡が取れなくなったのか、などと考えればなかなか「目が離せない」。そう見る人にとって、こうした公報はたしかに「受け手の認知を変える」広告である。
お心当たりがないかどうか、是非よくご覧ください。
新聞印刷品質に広告の送り手は判断済みか [業界]

(2005年10月20日朝日新聞から筆者撮影)
日経BP社が創刊した新雑誌『リアルシンプル』の広告が新聞にはこう出た。しかしテレビと交通広告には外国人か日本人かしかとは分らないが、実に鼻筋の通った個性的な女性が『リアルシンプル』にはモデルとして登場している。しかし新聞広告には登場しないのだ。既に人物写真のような微妙な解像度を要する画像やイメージ喚起が重要な写真には、ひょっとすると「新聞の現行印刷品質は不適」とされているのかもしれない。雑誌の印刷品質の高まりがまず最初だっただろうが、さらに昨今のテレビ画面の高精細化、またネットのお陰もあって、人々の画像への厳しさをグラフィック・デザイナーも自覚したのかもしれない。
同じグラフィックがテレビ(もちろん画面の素人撮影だが)と新聞にあったから見てみると以下のようだ。

(2005年10月23日朝日新聞から筆者撮影)

(2005年10月24日自宅テレビから筆者撮影)
もはやいくらカラー印刷であるとはいえ、新聞の印刷品質は様々なマス・メディアから置き去りにされた節すら感じられる。何かが業界全体として起きているのに、公式には語られないのかもしれない、と思えた一件である。
確信された「平和」 [送り手の計画]

(2005年10月18日自宅テレビ画面から筆者撮影)
既に触れたように(TB参照)パチンコ台メーカー「平和」のCMについての考え方はほぼ間違いなかったと思わせる続編が出ている。
ちなみに音楽は前作に続きエディット・ピアフの「愛の賛歌」。シャンソンには詳しくない私でも知っている世界一のシャンソン歌手だった方の歌う名曲中の名曲。
メリーゴーラウンドに戦国時代の甲冑に見を固めた武士が「仲良く」乗って楽しそうな映像。もはや「平和」でさえあれば、制作費にいとめも付けず、CMをやること自体に意味のあることがよく分かる、と思われる次第です。
タイヤメーカーの「タイヤメイン」の広告表現 [送り手の計画]

(2005年10月18日自宅テレビから筆者撮影)
多くの人から「タイヤの広告」と言えばクルマの「部品」広告であるからいわば「添え物」とされる。一方、日本の代表的なタイヤメーカーは世界的にもエクセレントカンパニー。世界中の様々なメーカーとビジネス間取引(B2B)を行う。世界規模ではいくつかの乗用車メーカーを除けば、企業規模においてすら乗用車メーカーよりも「むしろ年商が大きいタイヤメーカーがいくつも存在する」に至った。そうしたビジネス文脈の中でどのような広告を国内で行うか、はひとつの論点であった。
外国車の市場シェアが国内で小さかった時期においては外国車やモータースポーツを「タイヤメーカー」の広告に使えば、特定の国産車に味方した、という印象を回避できたが、実はそのような曖昧な時期も終わって久しかったのだ。
で、この広告。やっと「タイヤが特定の車種から離れて『主役』になる広告」がCGのお陰もあって具現化した。こうした広告表現が近年までなぜ出来なかったのか、はむしろ不思議でもある。
「慮りですよ」というのが唯一の理由でしょうか。
私よりもこの業界に詳しい方々、どうこの件を解釈すればよろしいでしょうか?
いえいえ、そんなことはありませんよ [広告表現(クリエイティブ)]

(2005年9月JR山手線恵比寿駅にて筆者撮影)
単なる駄洒落ではある。けれども、私の場合は長谷川理恵さんのお顔を見て、それからこのヘッドコピーを見て、つい「いえいえ、そんなことはありませんよ。あなたではなく石田さんの方が『つまらない』と思いますよ。」などとつい心の中で「話し掛けて」しまった。ひょっとしたら、声が出てしまっていたかもしれない。
もちろん、送り手の意図は「つまる」「つまらない」は便秘のお話。
受け手の広告表現への関与度は、別途、私の場合かく高まった次第。
トイレのリフォームで「窓」まで作りますか? [経営リスク]

(2005年9月東急バス車内広告を筆者撮影)
ビフォア・アフターである。テレビ番組のように「リフォーム前」「リフォーム後」ということであろう。でもよく見ればビフォアには「窓」がないのにアフターには相当大きな「窓」が壁に空けられている。さらに詳しく見れば右側にあった水道が、左側に移動、正確には測れないものの、トイレの部屋の幅自体が「大きく」なっているように思われる。
これでは同じトイレの「リフォーム前」「リフォーム後」じゃない、まったく別の家かと疑われても仕方がない。法的にも「不当表示」と扱われる可能性がある。
百歩譲って「窓」も空けた、トイレの水周り配管工事も行った、さらにトイレ室自体の幅も広げた大工事であったとしても、同じ位置からの同じ大きさの写真でないと「リフォーム前」「リフォーム後」と名乗るべきではないだろう。
広告の受け手のことを、送り手側が「手ごわい」と思わなければ、こうした杜撰なことも平気で世に出、人目に晒される、という情けない事例と思った。
皆さんはどう思われますか?
眞鍋かをりBlogアクセス1日30~40万 [メディア]

(2005年8月22日自宅テレビから筆者撮影)
ブログを頻繁に見ている人には驚かない人も居るだろうが、今朝CXに出演して本人が発言した1日あたりアクセス数の発言が「30万から40万」であった。
ユニークユーザー数は分らないが、仮にこの数倍(平均数日に一回づつアクセス)と考えれば、150万~200万人と想定することもあながち過大でもないかもしれない。
ABC公査(10月18日記事参照)を受けている総合週刊誌である、ポスト、現代、新潮、文春の各誌の部数が80万部内外だから、ほぼこのメジャー週刊誌の2誌分の読者が居ることになるからこの数字は大きい。もちろん300円財布から出して週刊誌を買う人とブログを見に来る人は、お金や読む時間も違う。けれども大手出版社が出すメジャー誌の2誌分の読者を「ひとりで」集めるというパワーはもはや「マス」と言わざるを得ない。一方、彼女はテレビなど他メディアにも出演するから、タレントとしてもひとりで「間テクスト性(受け手が他の情報と頭の中で付き合わせ解釈すること)」のある存在だ。
一方で、彼女のことを分からない人は、最近出始めのマイナーな(でもその割には落ち着いた)タレントだと思ってテレビを見ている。この「今起きている社会的現実」には素直に驚く。そして驚く人もどんどん増える。そうした過程のなかで、社会に対する素朴な常識も変わらざるをえない。
もう言いたいことは「Dマーク」だけ [送り手の計画]

(2005年9月東京都渋谷区で筆者撮影)
もう伝えたいことは、ファイト一発でも、タレントの顔でも、タウリン1000mgでもない。「D」と見ればリポビタンDを思い出して欲しいのだ。あるいはこの色使い、歯車の中のこのタイプフェースでの「D」。
送り手(広告主、広告会社)の中でもう今のこのブランドの課題が一点に絞られたことがよく分ることとなる。デザインがどうとか、コピーがないとか言ったレベルで送り手は広告を認識していない。「A」と見れば、「B」と見れば、「C」と見れば・・・何を一番に思い出せるか、そんな生活者のマインド、思い出しやすさをめぐる「攻防」がこのブランドには自覚されているのだろう。
たしかにこの類似の製品カテゴリーに限っても「B」は・・・BBという商品があるし、「C」は上戸彩の・・・だし、「J」は24時間戦うのに会ったような気がするし・・・。
色々な製品ジャンルでアルファベット順に、何が思いだせるか、皆さんもお考えになれば「ブランドの強さ」がかなりはっきり分るように思われますね。
「外人」ギャグ? [広告表現(クリエイティブ)]

(2005年10月18日自宅テレビ画面から筆者撮影)
ライフカードのオダギリジョーである。この選択肢をカードに似せて内ポケットから取り出すギミックはなかなか送り手側も「手ごたえ」を感じているのか、セキュリティを言う別バージョンも最近同時に流されている。でもちょっと待ってよ。

(同上)
着いた場所はフランスでしょ。で「外人」って言ってるでしょ。この客室乗務員の方が「外人」?どう見ても日本人なんですが、これギャグですか???どういうギャグ???
携帯じゃないけど携帯してねってこと [広告表現(クリエイティブ)]

(2005年10月16日JR山手線車内にて筆者撮影)
色からしてAUの広告かと思って見ればルル。ルルは長らく瓶入り糖衣錠だったが、このところ携帯に便利なカプレットもある。木村佳乃さんが飛行機の機内で飲んでビジネスに支障がなかったというCMがそれ。で、車内広告がこれ。携帯じゃないけど携帯してねって、という本歌取り。
サバを読むのはやめ(2) [業界]

(2005年10月16日朝日新聞から筆者撮影)
日本ABC協会は1952年に始まるが、その新聞雑誌についての「部数の第三者公査」の存在が日本に紹介されたのは1918年にさかのぼる。要は新聞社、雑誌社は自社発行物の「部数」を「公称」と称し「サバを読むのが当たり前」だった状況に対して、世界的に「それでは広告取引が近代化しない」いう至極真っ当な趣旨で第三者機関による部数監査の必要性が言われてから約85年経つのだ。今やこの団体は世界33カ国に及ぶ(下記参照)。
http://www.jabc.or.jp/ (社)日本ABC協会HP
この「公査」はたいへんな苦労で「入金状況」「印刷部数」などの伝票調査など極めて地道な努力によってなされ、新聞、雑誌、広告業、そして広告主が等しく社会的に「説明責任」を行う50年の誇りと言っても良い先人の遺産だ(そうしないのは詐欺ですが)。
ところが平成の今になってもなおABCに加盟しない新聞、雑誌が少なくない(前記HPに加盟媒体名は明示されている)。CSRなどと他企業のことを言う前に、そんな言葉のなかった頃から続くABCの存在を知らないこと、知っててしらばくれること、それで「広告出稿」を営業するのはもういい加減にしましょう、というこれまた至極真っ当な話。
サバを読むのはやめ(1) [メディア]

(2005年10月16日朝日新聞から筆者撮影)
今年の隠れたプロ野球のニュース。昨年までの入場者数を真面目に分析したことが過去あったので、毎試合千人単位の切り上げが行われていた「前時代性」にはほとほと呆れる。プロ野球協約、オーナー会議、ドラフトからプレーオフに至るまで社会と隔絶した意思決定がまかり通る。いくら内部で整合性があったって、まだまだこの世界では呆れる常識が溢れかえっている。それが邪推ではない象徴がこの記事。
京王帝都電鉄の企業文化 [文化(文化の差異)]

(2005年10月15日京王井の頭線車中にて筆者撮影)
マス・コミュニケーション学会秋期大会のためめったに乗らない京王電鉄に乗る。「注意!指を詰めないで」といったメッセージは他の電車でも御馴染みではあるが、実は「子ども」にこそ伝えるべきだったのだ、と気付かされたのがこのステッカー。子どもの眼の高さ、子どもが見るように、分るようにといった配慮ある表示は珍しい。翻って他社は誰に、何を、どう伝えているのだろうか。

(同上)
この表示も煩いような気もするが懇切は懇切。

(同上)
これもそう。
ここまで行くと鉄道業として他社とは違う企業文化が感じられる。京王電鉄三連発でした。
誰よりも語るべき人 [ムーブメント]

(2005年10月16日JR新橋駅にて筆者撮影)
この方の日本人以外の拉致された人達についての証言は、今後の拉致関係の運動を大きく変える可能性がある。様々な国籍の方が拉致されているとすれば、これらの国々と連携してあの国と交渉するという拡がりが期待されるからだ。こうした本の出版が可能なこの国の有り難さと、未だ苦しむ関係者を思いつつ。
TBSは金で買えませんという広告 [メディア]

(2005年10月17日『スポーツ報知』より筆者撮影)
日曜月曜と楽天の三木谷社長がテレビでTBSとの経営統合を生出演で語る。財界の大物のTBS経営諮問の委員会諸井委員長もCXの時とは違って(?)好意的な世論に加担。それはそれとして日本シリーズも見据え、この広告が予定されていたようだ。原稿内容はパ・リーグの優勝チーム名が入っていないことで分るようにギリギリまで変更の余地を含んでいたことは明らか。
そこで、この広告原稿をどうするか。もちろん同日の記事にはTBSのことが載っている。
一行目「ラジオは『人』です。954kHz TBSラジオ」というヘッドコピーも、今ここでわざわざこの言い方で言う意味はどのような意味になるか分って決めたはず、ということになる。
経営は人、モノ、金、情報などと言われるが、永六輔、原辰徳、大沢悠里、立川談志、所ジョージ、竹中直人、小堺一機、落合恵子、生島ヒロシ、森本毅郎・・・こうした「人」が資本を理由に「支配」できますか?というメッセージとなる。CXの際ももしそうなったら「出演しない」などと言った芸能人の居たことが思い出される。
でもちょっと待ってよ。放送は免許事業、現従業員や特定出演者の「私」はマイナスでしかないことになりますよ。予断は許されません。
アイコンを選んで食べる未来都市 [広告]

(2005年9月東京都港区汐留にて筆者撮影)
いつの頃からか、新しいオフィスビル街には、同じハンバーガー、同じカフェはもとより、同じ蕎麦屋、同じ居酒屋、同じ和食ファミレス、同じトンカツ屋・・・がまるで「順列組み合わせ」のように並ぶ。それもこうしたアイコン(マーク)をパターン認識して選んで食べることが当たり前になっていた。間違いなくこれは未来都市だ。
なぜなら、セントラルキッチンから冷凍で食材は来て、現場加工の手間はとことんまで省力化、標準化されてのフードビジネス。テナント入札、出店、内装、告知、仕入れ、加工、受発注、物流などのシステム間競争であって見掛けの飲食店間競争ではない。そして利用者がこれで満足しているのかどうか、はまた別の話という難しさ。
確かに一からそこで数日掛けて作るラーメンに引かれるのも無理ないことではありますね。
これも広告。それも大広告主の広告。 [広告]

(2005年10月14日東京都世田谷区にて筆者撮影)
住宅展示場のモデルハウス建築コストはインテリア(内装、家具類込み)、エクステリア(外構、庭、生垣など込み)込みで一棟で億に近い金額になっていると聞く。通常の施工物件と比べても3倍程度の広々とした大きさだし、何よりも見本だから、選べる場合には最上級仕様の部材を使用するからだ。地代も当然掛かる。また建てた後も告知、販促イベント、メンテナンスと見込み客来場装置としての維持運営の経費も当然掛かる。
このコストはハウス・メーカーの販売促進費である。広義には広告。控えめに言っても広告類似行為。
大手ハウス・メーカーは全国に三桁の数のモデルハウスを持つし、3~4年未満程度で建て替える。その上テレビ,新聞,折り込みチラシでも実際に広告を行う。あまり知られていないがその総額たるや、実は日本の大手広告主の年間広告宣伝費に並ぶ「大広告主」なのだ。
10万ヒット有り難うございました。 [このBlogとBlogの書き手]

今日昼前頃10万を越えた模様ですがその瞬間は見逃しました。1万単位でのご報告は、ペースが速くなったのでもう7万で最後にしてしまいました。これも皆さまのお陰と存じます。
開始後6ヵ月半で、どなたかのいつの時点かでの「10万コンタクト」。
1000人に15回行う大学の大教室授業のべ1万5千人に比べても7倍の数。(ただし授業は90分ですが・・・)
年間に換算すれば20万。
1号あたり発行部数が20万部を越える雑誌は「メジャー誌」と呼べるでしょう。
郵政職員や警察職員の「総数」が20万人台であることは「公務員削減」をいう小泉首相からも昨今よく知られるようになった数字。
日本の美容院が確かこれより若干少なかったと記憶する。おそらく小売業(酒屋、タバコ屋、本屋、といった単位で)最大のもののひとつのはず。
あれやそれやの「大きな数字」にあらためて驚いています。
今後ともどうぞよろしくお願い申します。
この日本語も(まだ)ない [広告表現(クリエイティブ)]

(2005年9月第一週大阪市営地下鉄車内にて筆者撮影)
『ボディプラス』誌は「脂肪炎上」させたことでこのブログでも触れた。老舗の雑誌社(実業之日本社)が相当の力を入れた創刊(今年夏)であることと、それなりのキャッチの凄さからこうしたコピーにも通常の「許されるかどうかの際」を越える勢いがある。
学生が「メジカラ」と言うから「オンナチカラ」って書くの?と確認すれば、「眼のチカラ」の由。いまだこの言葉は日本語にはなっていないのだろう。したがって「オンナジカラ」なのか「メジカラ」なのか実は読み方すら不明な、しかし「パワー」は凄そうな造語(たしかにオンナノチカラはもともと男には不明なもので・・・)。
学生生徒児童の皆さん、これはまだ日本語じゃないですよ。作文や論述問題に書いてはいけませんよってこと。
期待と実績の落差が大きいと・・・ [経営リスク]

(2005年9月27日自宅テレビから筆者撮影)
おっ、パブの味わい・・・ドラフト・・・ギネス・・・黒ビールか・・・う~ん惹かれる・・・

買いました。
注ぐと泡が立たない・・・小さいコップだったから半分くらい注いで飲み始め・・・旨くないような・・・残りをちびちび注いで・・・おやっ、缶の中からカラカラ音が・・・何かプラスチック製の固まりが入ってる?・・・泡がここから後から出る?最後は泡ばかり・・・。先に泡でてくれよなぁ・・・

何か妙な仕掛け。必ずしもうまく行きませんよ・・・。何か凄い残念。
ピンクリボンはソネット公式協賛のようで・・・ [ムーブメント]
ピンクリボンキャンペーン
(英語のサイトです。レッツクリックで募金サイトへGO!)
ピンクリボンキャンペーンです。YAHOOのトップページもピンク色になっております。
まだあまり世の中に浸透していませんが、結構以前から行われている「乳がん撲滅キャンペーン」です。上記の「The breastcancer site」でクリック募金(無料)すると無料でマンモグラフィ検査が受けられる基金への募金となるそうです。ってここでの募金はアメリカに行ってしまうんだと思うけど。グローバルに考えてあげてください。無料なんだし。
私の母親は、私が二十歳の時に乳がんが元で彼岸の人になりました。母は極端な病院嫌いで、自覚(いわゆる「しこりがある」状態)があったにもかかわらず、
「私が乳がんなんかになる訳が無い」
という根拠の無い自信から、気が付いてから半年以上も放置していたようです。これは亡くなる前に本人が言っていたので多分本当だと思います。
さて、なぜか近所の整形外科に行った母でしたが、やはりそこではどうにもならないということで、少し離れた場所にある大学病院を紹介され、結局そこで乳がんとの診断が出てしまいました。その時点でかなり進行はしていたようです。何段階か分かれているうちの、結構後半だったような・・・。
抗がん剤で癌を小さくしてから外科手術を受け、片方の乳房とリンパ節をすべて切除しましたが程なく肝臓への転移が見つかり(見つかったときにはすでに末期)、結局命を落としてしまう事になるわけです。
※父の判断で告知せず、治療よりも痛みを和らげる事を優先し、家族に看取られました。
こんな経験があり、なおかつ家族に乳がん患者がいた場合の発症率が高い(正確な数字未確認)らしいので、一応健康には気を使うようにしております。まさか、息子をひとり残して死ねないじゃないですか。父や姉にもこれ以上迷惑掛けちゃいけないしね。
ということで、ちょっとボランティア精神に目覚めた私は、今年からこの「ピンクリボンキャンペーン」にも積極的に参加しようじゃないの、と思っております。具体的に何ができるのかはこれから勉強します・・・相変わらずのドロナワですが。
女性は自分のこととして、男性はいまいちピンと来ないかもしれませんが、自分のパートナーや家族が乳がんになったら・・・と少しイマジネーションを働かせて見てください。
「何かしなきゃね」と思ってもらえれば、それだけでも私は嬉しく思います。
ちなみに、So-netのピンクリボンキャンペーンのサイトはこちら↓
トラバ元にアイコンがあります。
詳しくはどうぞトラバ元へ。







